歯の外傷
仙台市青葉区の台原やまもと歯科では、お子様を中心とした歯の外傷(転倒・衝突などによる歯や歯ぐきのケガ)にも随時対応しています。近隣の保育園・幼稚園・小学校からの問い合わせにも対応しており、地域の校医としての経験を活かした迅速で丁寧な初期対応を行っています。外傷を受けた際は不安になるご家族も多いですが、当院では症状の説明を丁寧に行いながら、患者様とご家族の気持ちを落ち着かせることを大切にしています。
当院の外傷対応における特徴
地域の校医として培った迅速な対応力

当院の院長は地域の保育園・小学校の校医を務めており、子どもの歯の外傷についての経験を積んでいます。近隣の教育機関から外傷時の問い合わせが入ることも多く、随時対応できる体制を整えています。「転んで歯が折れた」「歯がぐらついている」「歯が抜けてしまった」など、突然のケガにも可能な範囲で迅速に診療します。
外傷は時間との勝負になるケースもあります。特に歯が完全に抜けてしまった場合は、早急に適切な処置を行うことで歯を戻せる可能性があります。ためらわずにご連絡ください。
起こりうる症状・今後の見通しについての丁寧な説明

外傷後は「今後どうなるの?」「永久歯に影響はある?」と心配になるご家族がほとんどです。当院では、受傷直後の処置だけでなく、その後に起こりうる変化・経過・注意点について丁寧に説明することを大切にしています。特に乳歯の外傷については、後継永久歯の変色や生え方への影響が生じる可能性があるため、その点も含めてしっかりご説明します。
不安な気持ちを持ったまま帰宅していただくことがないよう、疑問や不安には時間をかけてお答えしています。
重症度に応じた適切な紹介・連携体制

当院では歯冠破折や亜脱臼程度の外傷に対応していますが、重症度によっては専門医療機関へのご紹介が必要になるケースもあります。東北大学病院や東北労災病院など、地域の基幹病院との連携体制が整っているため、当院での対応が難しい場合は迅速にご紹介します。患者様にとって最善の治療環境を整えることを最優先に考えています。
軽傷の場合は当院での経過観察を継続し、定期的な通院を通じて回復を見守ります。
歯の外傷の種類と症状

歯の外傷にはいくつかの種類があり、状態によって対応が異なります。
歯冠破折
転倒や衝突の衝撃で歯が割れたり欠けたりした状態です。欠けた大きさ・神経への近さによって、接着修復・被せ物・根管治療など対応が変わります。
亜脱臼(部分脱臼)
衝撃によって歯が歯槽骨の中でぐらついた状態です。歯は抜けていないものの、歯根膜や周囲の骨に損傷があります。固定が必要になることもあります。
完全脱臼
歯が完全に抜けてしまった状態です。早急に適切な処置を行うことで再植(歯を戻す処置)が可能なケースがあります。抜けた歯の保存方法が重要です。
陥入
衝撃で歯が歯肉の中に押し込まれた状態です。特に乳幼児に多く、後継永久歯への影響が懸念されるため、経過観察が必要です。
外傷が起きたときの対処法

歯が欠けた場合
欠けた破片が見つかれば保存しておきましょう。接着修復ができる場合があります。傷口から血が出ている場合は清潔なガーゼで圧迫してください。
歯が完全に抜けた場合
抜けた歯を乾燥させてはいけません。歯の根の部分を触らないようにして、牛乳や口の中(頬の内側)に保存しながら、できる限り早く歯科医院にお越しください。抜けてからの時間が短いほど再植の成功率が高まります。
歯がぐらついている場合
無理に動かしたり押さえたりせず、そのままの状態でご来院ください。歯並びを変えてしまうと処置が複雑になることがあります。
外傷後の経過と治療の流れ

外傷直後は問診・視診・レントゲン撮影により、損傷の状態を確認します。破折や脱臼の程度に応じて、必要な処置(破片の接着・固定・根管治療など)を行います。
外傷後は神経が壊死したり、歯の色が変わったりすることがあるため、定期的な経過観察が重要です。特に乳歯の外傷では、永久歯の交換時期に変色や生え方の異常が現れる可能性があり、当院では必要に応じて長期的に経過を確認しています。重症度が高く当院での対応が難しいケースは、連携先の専門医療機関にご紹介して対処します。
外傷の多くは突然発生するため、事前の準備や知識があると冷静に対応しやすくなります。特に小さなお子様のいるご家庭や、スポーツに取り組んでいる方は、歯の外傷時の基本的な対処法を頭に入れておくことをお勧めします。スポーツ中の歯への衝撃を防ぐために、スポーツマウスピースの活用も有効です。
外傷で歯が大きく損傷した後の修復方法としては、セラミック修復・被せ物など、残存している歯の状態・部位・患者様のご希望に合わせた方法をご提案します。まずは状態を確認した上で、最も適した処置を選択します。また、外傷後の長期的な経過観察として、定期的な通院を継続することが、お口の健康を守るために大切です。当院では治療完了後も患者様の状態に応じて通院のご案内を行い、変化があればすぐに対応できる体制を整えています。
歯の外傷は、受傷時の状況や年齢・歯の種類によって予後が大きく異なります。乳歯と永久歯では対応方針が変わり、乳歯は後継永久歯への影響を考慮した慎重な経過観察が求められます。一方、永久歯の場合は可能な限り歯を保存することを最優先に考え、適切な処置を選択します。どのような状態であっても、患者様とご家族が安心して治療に臨めるよう、当院では情報をわかりやすくお伝えすることを最も大切にしています。
よくある質問
転んで歯が折れたとき、すぐに来院すべきですか?
できる限り早いご来院をお勧めします。折れた破片があれば接着できる可能性もあり、時間が経つほど対応の選択肢が限られることがあります。特に神経に近い破折の場合は、早期対応が歯を守ることにつながります。
乳歯が外傷を受けたとき、放置しても大丈夫ですか?
乳歯の外傷を放置すると、後継永久歯の歯胚(芽)に影響を及ぼすことがあります。変色・形成不全・生え方の異常などが起こる可能性があるため、外傷後は必ず診察を受けていただくことをお勧めします。
歯が抜けてしまったとき、どう保存すればいいですか?
抜けた歯は乾燥させないことが最大のポイントです。牛乳の中に入れるか、水で洗わずにそのまま口の中(頬の内側)に含んで保存してください。歯の根の部分には触れないようにして、できるだけ早く来院してください。
外傷後に歯の色が黒くなってきました。これは何ですか?
外傷後に歯の色が変色するのは、歯の神経(歯髄)が壊死したり出血したりしたことによる変化です。乳歯では自然に脱落するまで経過観察を行うことが多いですが、永久歯の場合は根管治療が必要になることもあります。気になる変化があれば早めにご相談ください。
外傷の治療費はどのくらいかかりますか?
診療内容によって異なります。破折の接着修復・固定処置・レントゲン撮影などは保険適用となるものが多いですが、セラミックを用いた審美的な修復は自費診療となります。診察の上、治療内容と費用についてご説明します。
RESERVATION