歯周病

仙台市青葉区のやまもと歯科では、歯周病の早期発見と継続的な治療・メインテナンスに力を入れています。歯周病は、歯を支える骨(歯槽骨)や歯ぐきが細菌によって破壊されていく病気で、日本人の成人の多くが何らかの段階で罹患しているとされています。自覚症状が乏しいまま進行することが多いため、定期的な検診と丁寧な治療の継続が重要です。当院では「できる限り歯を抜かず、一本でも多く残す」という方針のもと、患者様一人ひとりに寄り添った歯周病治療を行っています。

当院の歯周病治療における特徴

検査による現状の正確な把握

検査による現状の正確な把握

当院では、歯周病の状態を把握するために「プロービング検査」「レントゲン撮影」「口腔内写真の撮影・比較」を組み合わせた検査を行っています。プロービングとは、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)の深さを専用の器具で測定する検査です。健康な歯ぐきでは1〜2mm程度ですが、歯周病が進行すると4mm以上になることもあります。

レントゲンでは、歯を支えている骨(歯槽骨)がどの程度溶けているかを確認できます。さらに口腔内写真を経時的に比較することで、治療前後の変化を患者様ご自身にも視覚的にご確認いただけます。数値と画像の両方を用いて現状を丁寧にご説明することで、治療への理解と意欲を高めていただくよう努めています。

継続的な治療を無理なく続けていただくための丁寧な説明

継続的な治療を無理なく続けていただくための丁寧な説明

歯周病は一度治療しても、セルフケアの方法や生活習慣が変わらなければ再発しやすい病気です。当院では、歯周病の原因・仕組み・治療の必要性について、患者様がしっかりご理解いただけるまで丁寧にご説明することを大切にしています。「なぜこの治療が必要なのか」「治療後にどう生活すればいいか」を納得していただいた上で、継続的に通っていただけるよう努めています。

歯科衛生士による担当制を設けており、患者様の口腔状態の変化を継続的に把握しながら、個々に合った歯磨き指導・生活習慣へのアドバイスを行っています。歯ブラシの当て方・フロスや歯間ブラシの使い方なども、実際の口腔内に合わせて具体的にお伝えします。

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栄養面からの回復力向上

栄養面からの回復力向上

歯周病は口の中だけの問題ではなく、全身の栄養状態や免疫力とも深く関わっています。治療を続けていても歯ぐきの回復が遅い方や、歯肉の炎症がなかなか改善しない方には、当院の栄養医学アドバイザーによる栄養相談をお勧めしています。特定の栄養素の不足が、歯周組織の修復力に影響していることがあります。

サプリメントの活用を含めた栄養指導を行い、口腔内の環境を内側から整えることで、歯周病治療の効果を高めることが期待できます。歯科治療と栄養改善を組み合わせた、当院ならではの全身的な視点での対応が可能です。

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歯周病とはどのような病気か

歯周病とはどのような病気か

歯周病は、プラーク(歯垢)の中に潜む歯周病菌が原因で、歯ぐきや歯を支える骨が破壊されていく感染症です。初期段階では歯ぐきの腫れや出血といった軽い症状のみで、多くの方が「大したことはない」と放置してしまいがちです。しかし進行すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯がぐらついて抜けてしまうこともあります。

また、歯周病菌は血管を通じて全身へと影響を与えることが知られており、糖尿病の悪化・心疾患・早産などとの関連も報告されています。口の中だけでなく、全身の健康にとっても歯周病のコントロールは非常に重要です。

歯周病の進行段階と症状

歯周病の進行段階と症状

歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」に大きく分けられます。

歯肉炎は歯周病の初期段階で、炎症が歯ぐき(歯肉)にとどまっている状態です。歯磨きの際に出血する、歯ぐきが赤く腫れているといった症状が現れます。この段階では、適切なプラークコントロールと歯石除去によって回復が見込めます。

歯周炎に進行すると、歯ぐきの下の骨(歯槽骨)まで破壊が及びます。軽度・中等度・重度と段階があり、重度になると歯のぐらつき・噛むと痛い・口臭がひどくなるといった症状が現れます。重度の歯周炎では、外科的処置(フラップ手術など)が必要になる場合もあります。

歯周病治療の流れ

歯周病治療の流れ

歯周病治療はまず、問診・プロービング検査・レントゲン・口腔内写真撮影などによる現状把握から始まります。検査結果をもとに治療計画を立て、患者様にご説明した上で治療を開始します。

基本的な治療として、歯と歯ぐきの境目や歯周ポケット内に付着した歯石・プラークを除去するスケーリング(歯石除去)・ルートプレーニング(歯根面の清掃)を行います。これらは通常、複数回に分けて実施します。

基本治療の後、再度検査を行い、改善が見られた箇所は定期的なメインテナンスに移行します。改善が不十分な場合は、外科的処置や追加の治療を検討します。治療が完了した後も、再発防止のため3〜6か月ごとの定期検診を継続されることをお勧めしています。

歯周病は、歯科医院での治療だけでなく、患者様ご自身の日常的なセルフケアとの組み合わせによって初めて改善が期待できます。ご自宅での歯磨きの質を高めることが、治療効果を左右する大きな要素です。当院では染め出し液を用いて磨き残しの場所を視覚的に確認しながら、一人ひとりの口腔状況に合わせた正しいブラッシング方法を指導しています。フロスや歯間ブラシの使い方も丁寧にお伝えしており、ご自宅でのケアの質を高めていただけるよう努めています。

歯周病治療は「治して終わり」ではなく、安定した状態を維持し続けることが最終的なゴールです。そのためには、定期的なメインテナンス(プロフェッショナルクリーニング)を継続して受けていただくことが不可欠です。プロによる清掃と、ご自身の日常ケアを組み合わせることで、歯周病の再発リスクを大幅に低減できます。

よくある質問

歯ぐきから血が出るのは歯周病ですか?

歯磨きの際の出血は歯肉炎のサインである可能性があります。炎症が起きている歯ぐきは毛細血管が充血しやすく、わずかな刺激でも出血します。ただし、すべての出血が歯周病とは限らないため、気になる場合は検査を受けることをお勧めします。

歯周病は完全に治りますか?

歯周病は細菌感染症であり、歯周病菌を完全に取り除くことは難しいとされています。ただし、適切な治療と日常的なプラークコントロールによって進行を止め、安定した状態を長く維持することは十分可能です。定期的なメインテナンスへの通院が再発防止に欠かせません。

歯周病は遺伝しますか?

直接的に遺伝するわけではありませんが、歯周病菌は家族間での感染(垂直感染・水平感染)が起こり得るとされています。同じ食器の共有などでうつるケースも報告されているため、家族全員での口腔管理が大切です。

歯周病と全身疾患は本当に関係がありますか?

医学的な研究により、歯周病と糖尿病・心疾患・早産・誤嚥性肺炎などとの関連が報告されています。歯周病の治療によって血糖コントロールが改善した事例もあることから、全身の健康のためにも歯周病の管理は重要です。

歯周病治療は保険が適用されますか?

基本的な検査・スケーリング・ルートプレーニングなどの歯周病治療は保険適用となります。ただし、治療の内容や回数によって費用が異なりますので、詳しくはご来院の際にお尋ねください。

歯周病治療中に痛みはありますか?

歯石除去(スケーリング)は歯周ポケットが深い場合、多少の痛みや違和感を伴うことがあります。必要に応じて麻酔を使用することも可能ですので、痛みが心配な方は事前にお申し出ください。治療後は歯ぐきが落ち着くまでの数日間、しみるような感覚が続くことがありますが、徐々に軽快します。

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